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仏教への旅・インド編上下
私はなぜか以前から仏教に興味がある。多くの日本人と同じ様に実家に仏壇はあるけれど、特に熱心な仏教徒というわけではない私なので、興味があると言っても詳しく勉強したことがあるわけではない。

仏教の本というと、難しそうで眠くなってしまいそうなので、専門的な本は読まないが、簡単でわかりやすそうでとっつきやすそうな本を店頭でみかけると、読んでみることがある。

この本は『仏教への旅』という題名だが、仏教という言葉だけでなく、副題の『インド編』という言葉に引かれて手に取った。五木寛之さんの書いた本なら面白いだろうというのもあった。

仏教の専門書ではないので、予想通り私のような素人にも読みやすい内容であった。五木寛之さんが、仏陀の死ぬ直前の最期の旅のルートを実際にたどりながら、仏教について考えるというような内容であった。

私たち日本人は、仏教徒ではないにしろ小さい頃から仏教が身近にある環境で育っていると思う。お寺は近くにたくさんあるし、家に仏壇のある家も多い。熱心な仏教徒でないにしろ、みんなそれなりに仏教についてのイメージやお釈迦様についてのイメージなんかをもっているような気がする。

五木さんも言うように、私たちが持っているお釈迦様のイメージというのは、仏像なんかでよくある、鎮座して瞑想している穏やかな表情のお釈迦様である。お釈迦様といえば静かに瞑想していたり、穏やかに語りかける、そんなイメージをつい持ってしまうと思う。

でも、五木さんと一緒に本の中でインドを旅していると、お釈迦様の時代からあまり変わらないのではないだろうかというようなインドの地方の小さな町の様子や人などを見て、五木さんの言うように、お釈迦様に対するイメージが変わってくるのである。

たしかに私も何年か前にインドのデリートアグラに行ったことがあるが、その時に出会ったインド人の印象からすると、五木さんの言うように穏やかで静かなだけなお釈迦様というだけではなかったのだろうかと思えてくる。

それと35歳で悟りを開いたお釈迦様は80歳で亡くなるまで、ずっとインドの各地を旅し、人々に真理を説いてまわっていたのだという。静かに瞑想ばかりしているお釈迦様ではなく、まさに行動の人だったというのがよくわかった。

身近だけど意外に知らない仏教のことを、ちょっと違った面から考えることができ、とても面白かった。それに仏教やお釈迦様のことだけでなく、インドの抱える問題や、私たちの知らないインドの現実なども知ることができ、とても勉強にもなった本であった。

この本、朝鮮半島編、中国編、ブータン編、日本・アメリカ編と続くみたいなので、ぜひとも続きも読んでみたい。

| 五木寛之さんの本 | 12:02 | comments(0) | trackbacks(0) |
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