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蒼穹の昴
JUGEMテーマ:読書


『蒼穹の昴』という本を読んだ。中国の清朝末期の帝国の様子を描いた小説。とにかく面白く、物語にぐいぐい引き込まれ、文庫本で4巻あるのだが、一気に読み通してしまいたくなるような本だった。

清の帝国の末期の頃を舞台にした話で、中国の歴史、制度などが詳しく書かれているので、それらも勉強になり面白いのだが、登場人物がみんな色々な意味で魅力的で、それがこんなにもこの小説に惹かれる理由の一つだと思う。

それにこの本を読むまで、西大后のイメージと言えば、残虐非道の冷酷で人間とは思えないような悪女で、名前を聞いただけでも暗く嫌な気持ちを持っていた。でもこの本を読んで、本当に西大后は、大きな愛のために自ら鬼となることを潔しとしたすごい人だったのではないかと思えたほどだ。ただ、このことの真偽は今となっては知ることはできないが、歴史を、そして人を見る時、見方や見る位置によってはどうにでも変わるということを嫌というほど思い知った本である。

その他にも愛すべき登場人物が多く、彼らを通して私たちに色々なことを教えてくれる、そんな本だった。重く、暗い話になりがちな時代背景なのだが、愛すべき登場人物たちのおかげで、それほど重く感じず、ぐいぐい小説の世界に入っていけるところがまた良かった。

| 浅田次郎さんの本 | 21:31 | comments(1) | trackbacks(0) |
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